11/2(金)
14年ぶりの野党提出法案通過
〜年金流用禁止法案〜
2日午前の参議院本会議で年金流用禁止法案が民主党など野党の賛成多数で可決されました。これは、14年ぶりのことになります。
この法案は、公的年金の保険料を年金の給付以外には使えなくする法案です。この法案ではこれまでのように無駄遣いの象徴とされてきたグリーンピアなどの大型施設の建設、維持のためには保険料は使えなくなります。
更には、年金を運用する上での事務的経費などにも保険料は使えなくなるものです。この法案は年金保険料を年金の給付だけに特化するもので、年金の給付と負担がわかりやすくなります。この仕組みでは、大型福祉施設を飾り言葉にした予算の無駄遣いなどにも監視の目が行き渡るようになります。
一方で、この仕組みだけでは、福祉施設の整備や年金運用の事務的経費などを税で賄うことになるわけです。この法案だけで年金問題が解決するわけではありません。今後、それ以外に財源確保に関わる行政経費の見直しや税制改革など財政全般にわたる民主党の考え方、政策を示していかなければなりません。
もちろん、民主党は参議院において包括的な政権運営についての法案を次々に準備しています。衆議院の民主党議員も一体となって政策立案に取り組んでいます。もちろん、今は現職ではなくても僕もイラク、アフガニスタン問題や自衛隊の国際貢献の問題、教科書問題、行政改革などに自分の考え、政策を練っています。
今回の14年ぶりに参議院を通過した野党提出法案である年金流用禁止法案は衆議院で審議されることになります。衆議院では自民公明の与党が絶対多数ですから、そのまま法案が成立するのは難しい状況ですが、無駄遣いをやめようという国民の多くが支持している法案を野党提出だからといって与党は簡単に否決できるのでしょうか。そしてこれからもその他の法案で国民の視点にたった民主党法案を与党は潰し続けることが許されるのでしょうか。まずは衆議院での審議に注目したいと思います。